信長の誕生から480年
愛知といえば、数々の戦国武将との所縁があり、毎年大名行列を再現した「名古屋祭」も有名ですね。
中でも織田信長は、今年の5月で生誕480年を迎えました。
これまで信長は那古屋城(現名古屋市西区)に生まれたとされてきましたが、 この20年近くで新たな発見があり、「勝幡城(しょばたじょう)」で生まれたという説が有力視されています。
勝幡城とは、現在の愛西市と稲沢市の境に位置し、信長の祖父が建てました。 今では跡地を示す石碑が、わずかに残るだけです。
この新説に目をつけた愛西市は、「信長生誕の地」として町おこしをしようと、PR活動しています。
先日5月18日には地元NPO団体による「信長生誕480年祭」が開かれ、 太鼓やお囃子の演奏のほか、愛西市の歴史について講演会もありました。
地元住人も一丸となって市を盛り上げようとする動きは、とても素晴らしいですね。 勝幡城がどれだけ注目を浴びるのか、今後も期待しています。